美しさのキーワード、アンチエイジングは、老化を遅らせること。それには、活性酸素を減らす抗酸化物質が多く含まれる食物を摂取することが効果的です。そして何よりも適度な運動とバランスのとれた食事はダイエットの王道といえます。
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ナッツはカロリーが高いので太ると思われがちですが、栄養豊富なうえ、脂肪になりにくい不飽和脂肪酸を多く含んでいます。
ハーバード大学の実験で、ナッツ類を用いた不飽和脂肪酸の多い食事での低カロリーダイエットを導入したところ、ただ低脂肪の食事療法を行った被験者に比べて、不飽和脂肪酸食グループの方が効果的な体重減量が見られただけでなく、食事療法後のリバウンドもほとんど見られなかったという結果が出ました。
18歳から70歳までの男女の被験者に、女子1200キロカロリー、男子1500キロカロリーで6か月間続けさせたところ、単なる底脂肪食のグループと不飽和脂肪酸食グループのどちらも平均5キロの減量が見られましたが、その後12か月後の追跡調査によると、ナッツとオリーブオイルを主体とした不飽和脂肪酸食グループには、リバウンドが確認されなかっただけではなく、血圧の低下も認められました。
これに対して低脂肪食グループは、実験後の体重のリバウンドが確認され、血圧が下がるといった結果も見られませんでした。
どちらのグループも6ヶ月以降にはカロリーを多く摂り始めたのですが、18ヶ月が経過しても不飽和脂肪酸グループの54%の人々は飽和脂肪酸の摂取に気をつけ、不飽和脂肪酸食を心がけるようになったそうです。
一方低脂肪グループの人々は20%の人々しか低カロリーダイエットを続けられなかったということです。
しかも不飽和脂肪酸食グループの人々は低カロリーのプレッツエルや低脂肪クッキーといった味気ないダイエット食のかわりにナッツ類を常食し、ノンオイルドレッシングではなくオリーブオイルドレッシングと共にたっぷりの野菜をとるなど、以前に比べて野菜の摂取量が多くなり、食事のバランスが良くなったと報告されています。
食事の量やカロリーを気にするよりも、栄養を摂りながら健康的にやせるためのヒントがここにあるといえるでしょう。