摂食障害の身体への影響:ダイエットのための栄養と食事

美しさのキーワード、アンチエイジングは、老化を遅らせること。それには、活性酸素を減らす抗酸化物質が多く含まれる食物を摂取することが効果的です。そして何よりも適度な運動とバランスのとれた食事はダイエットの王道といえます。

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摂食障害の身体への影響

食べる量を減らすと、体の中の電解質やミネラルなどのバランスがくずれ、代謝のシステムが狂って内臓に障害が出たりします。
もし体重が20キロ台までに減ると、衰弱死する可能性もあるし、不整脈が起きて突然死したり、出血しやすい状態と血液が固まりやすい状態が同時になり、それが原因となって死亡することもあります。

過食の場合は、脳の満腹中枢に働いて炭水化物の摂取を抑える「セロトニン」という神経伝達物質が異常になり、満腹のサインが出なくなります。満腹にならないから炭水化物を大量に食べるのです。

拒食の場合は、摂食中枢系が抑えられ満腹中枢系が異常に亢進している状態にあります。これは、神経伝達物質のノルアドレナリンやドーパミンが不足して食欲が失せ、満腹中枢のある視床下部からCRH(Corticotropin Releasing Hormone)というホルモンが出たり、腫瘍壊死因子が分泌されて満腹な気分になるのです。
こうして食べないでいると胃腸の働きも弱くなり、脳に信号を伝える迷走神経の働きも低下します。
そして体は低体温、低血圧、脈が少なくなったり髪の毛が抜けやすくなったり産毛が濃くなったりします。

月経がなくなるのは、生命維持に直接関係のない生殖への栄養補給が後回しにされるからで、その判断を下すのが視床下部です。

太るのが嫌で水分さえも飲まない人もいますが、そうなると腎臓機能に障害が出ます。

また、下剤や利尿剤を多用していると体が依存症になり、薬の効果がどんどん薄れていきます。いったんこうなると、やめるには相当の努力が必要で腸の働きも狂ってしまいます。

下痢をすると水分とともにナトリウムやカリウムなどの電解質も失われ、さらに体調を崩します。
また、亜鉛の摂取も減るわけで味覚にも異常が出ます。

低カリウム症になると、脱力感、筋肉マヒ、多尿、不整脈が起こり、低ナトリウム血症では、けいれん、意識障害などが起こります。
脂質の代謝にも影響があり、中性脂肪が減る代わりに血中コレステロールがふえ、脂肪肝や胆石にもなりやすいといわれます。また肝臓の働きにも障害が出ます。

嘔吐する人に多く見られるのは手の吐きダコなどですが、それだけではありません。
吐くことによって大量の唾液が失われるため、唾液を補充するために唾液腺が活発になってふくれ、やがて肥大化すると外から見てもリスのように膨らんでいるのがわかるくらいになってしまいます。これを唾液腺腫脹といいます。
吐くときには胃酸が出るので、この胃酸が歯のエナメル質を溶かし、口の粘膜も荒れやすくなり、口内炎ができやすくなります。

一番恐いのは骨への影響で、女性ホルモンであるエストロゲンが減ると骨量が減り若年性の骨粗鬆症になることがあります。
厄介なのは、一度骨粗鬆症になってしまうと、体重や食生活の改善くらいでは簡単に元に戻らず薬も効きにくくなってしまうのです。

さらには、脳の萎縮が見られることがあります。

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